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鎌倉建て主塾 塾長

島津 健(しまず・たけし)
10年で自邸3軒+30棟超の塾生の家サポート!鎌倉の街並みのため、新築移住派には鎌倉・建て主塾が土地探しから建築家との家づくりへ誘導。中古派には、鎌倉の古民家の魅力を鎌倉古民家バンクprojectで発信するなど小さな街づくりビジネスを孤軍奮闘中。

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    2010年3月

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    路地でなく水路

    路地好き&借地好きで不動産を物色していますが、ここなんかも昔っぽい下町の路地に見えますよね!場所は鎌倉のお隣の駅から数分の立地。土地の広さは凄く狭いのですが近隣商業地域のため建物は結構建ちます。

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    しかし、現地を見て思いました。これがセットバックした土地が1/3くらい無くなってしまうのではないか?さっそく売主側の業者さんに疑問をぶつけると、これは水路なのだそうです。よってセットバックも必要なく、道路斜線もかかりません。

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    こんな路地の物件と思うでしょうが、実は表側の道路はこんなに広いのです。駅から近いので商業立地性や若者向けの賃貸需要はあります。狭小変形地なのでメーカーでは建築はできないでしょう!建築家の出番だと思います。6000万円以内で新築の収益物件ができそうです。少しだけ検討候補にしておきます。

    借地・土地の分割購入

    鎌倉には沢山の借地があり、借地ほど古くから街並みが残る風情のある場所で駅から近いなどの立地の優位性があります。ただし、あまり大きな借地になると価格も膨らみ買い手がつきにくくなるのも事実です。

    Bunkatu

    実際に50坪前後で3000万以下の借地であれば、買い手は多いのですが、100坪以上で6000万超えとなると地代も高くなるので、かなり力のある方でないと買えません。そこで、鎌倉建て主塾では、消費者が借地を分割購入するお手伝いをしています。大きな借地こそ分割購入できれば、リーズナブルな価格で入手することをができるからです。

    借地を分割して購入したい消費者のお手伝いですが、課題も多くあります。まず、売主は最低限同時決済を求めます。つまり、2組とも現金で買えるくらいの人が揃わないとなりません。次に、購入対象が300平米を超える宅地になるので、開発申請が必要になり時間とコストがかかります。そして何より地主さんや売主の理解です。

    鎌倉建て主塾では、単に安く買えるから借地の分割購入をお手伝いしているわけではありません。購入者同士の建築や造園までこだわりをもって協調してもらうよう誘導していきます。鎌倉の老後の小さな家で実績のある借地の分割購入と街作り。これを広げていきたいと考えています。

    購入相談 旗竿で崖のある宅地

    鎌倉建て主塾では、鎌倉に土地を買って家を建てる人のため
    物件情報をはじめ土地探しのお手伝いをしていますが、
    セカンドオピニオンに徹する場合も多くあります。

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    先日は、塾生さんの要請で建築家を同行しての現地視察。
    この土地の問題点だけでなく、良いところなども確認し、
    希望の家づくりに適しているか条件確認や意見提供をします。

    鎌倉建て主塾の良い所は、最初に視察に行った建築家に
    必ずしも設計を依頼しなくとも良い事。
    そのために、視察は25000円のフィーを頂いています。
    (塾長3割建築家7割で分配させていただいています。)

    その後、いろいろあって購入が決定したら、
    地域の仲間の建築家からじっくりと選べるように配慮してますが、
    それでも、かなりの確率でファーストコンタクトの建築家が設計を受注することが多いです。
    それは、鎌倉建て主塾に集う建築家が、
    皆さん気だてが良く実力があるからだと自負しています。

    塾生さん1300人突破!

    夏の終わり頃から秋にかけては塾生さん登録が増えます。
    先日、塾生さんの登録が1300人を超えました。
    鎌倉に土地を買って建築家と家づくりをするナビゲート役として
    実績も20数棟を超えて着々と成果が出て来ています。

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    最初に登録した塾生さんで、3年も5年もかけて土地探しをし
    その間に自己資金が増えてきているケースや、
    まずは、賃貸で移住してから、じっくり地元で探す人。
    そういう人が、良い家づくりへ繋がると思います。

    また、属性の特徴としては、放送、出版、広告代理店、IT系、コンサル系の方や
    鎌倉でお店をするなど自営系の方が多いのが特徴です。

    鎌倉の100坪庭付き貸家空室になりました!

    本日室内のチェックをして鍵を受け取った賃貸戸建て。
    土地は100坪以上ありますが、家は小さくかわいい建築家設計です。
    このあと壁紙を補修などしてオーナーに引き渡します。

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    こんな、カワイイお家に住みたいという人は多いでしょうが、
    来年の春にはオーナーが住まわれる予定なので、
    半年ではさすがに賃貸募集できません。
    ただし、期間限定のギャラリーとか、別荘とか、
    撮影などには使う交渉はできると思います。

    鎌倉らしいローコスト外壁はこれで!

    サブリース物件のリフォーム費用を見積もったら
    予算倍以上が出て驚きの塾長です。

    家づくりは、ただただ努力あるのみです。
    そんなことにはめげず、内容を吟味して
    なんとか予算内の抑えるのはサブリーサーが使命です。



    それはさておき、
    鎌倉市内で工務をお手伝いしている現場近くの家。
    たぶん建築家設計によるものと思います。
    この外壁は、パネルに塗装し棒状の材木も打ち付けてある
    比較的ローコストな仕様です。

    それでいて、新建材外壁材のような変な主張が無く
    落ち着きのある風情をかも醸し出しています。
    また前後の緑は映える色合いですね。
    おすすめのパターンとして取り入れて行きたいと思います。





    自分らしさをだすなら

    斜面の苦労を感じさせない家

    今日は塾生さんや古民家のオーナーなど
    4組の方の来訪があり千客万来な塾長です。

    鎌倉建て主塾では鎌倉の建築家との家づくりを勧めていますが、
    そんな建築家の1人が設計した家を見せてもらいました。
    完全に急角度な斜面に建っているのですが、
    それを感じさせない落ち着きのある家でした。



    コストを抑えた小さな家で、
    「目からウロコ」という感じでした。
    やはり、建築家の力は偉大だと感じさせる家でした。

    キャプテンウルトラ的岩石 300万円

    昨日建築家のMさんと出かけた植木屋さんにあった石。
    これで300万円するというので思わず写真を撮りました。
    こんなのが公道に面して無造作に置いてあるのですが、
    5トンもあるので盗むことは容易ではありませんね。



    しかし、見れば見る程少年時代に見たテレビ番組の
    45歳以上で首都圏に暮らしていた人しか知らないかも知れません。

    植木屋さん曰く、バブル崩壊以降、
    こんな石を買う人はいなくなったそうです。

    バブリーな家

    設計者からのプレゼント!シマトネリコ株立

    塾生さんの家が完成し現場にいくと
    見慣れない大きな樹が植わっていました。
    設計者のYさんがプレゼントしたシマトネリコだそうです。



    建物の窓から見たいものと見たく無いもの
    それを選り分けて設計するのが建築家の家づくりの妙です。
    ただ、すべてみたくないものを隠せるかというと
    設計だけでなく、こうした植栽の力を借りることになります。

    株立ちの3メートル以上の高さのあるシマトネリコ。
    かなり安く植木屋さんから仕入れたようです。
    素敵なプレゼントだと思います。

    階段室の天窓効果

    住みたい鎌倉・建て主塾の塾生さんの小さな家。
    まもなく完成で今週くらいから床やデッキのDIY塗装開始です。
    最新現場の写真を設計者のYさんが送信してくれました。



    らせん階段の上部のあるのは天窓。
    つい暗くなりがちな階段室を明るくします。
    階段室ですから当然明かりは1階まで満ちていく効果があります。

    僕が建築中の「老後の小さな家」も階段室に天窓をつけました。
    明る階段室だと上下移動の時に気分が明るくなる気がします。



    階段室に天窓をつけるのが有効な場合を考えてみると、
    そもそも普通の窓をつけて明るい場所なら、天窓でなくても良いです。
    ただし、そう単純ではありませんよね!
    普通の窓が不適切な場合があるのです。

    1)外部に見えてしまう。
    (パンツ一丁で階段の昇降できませんよね!)
    →上の写真の塾生さんの小さな家の場合

    2)真南や西日がバンバンあたる!
    (これは夏場は熱気が溜まって大変なことに!)

    3)そもそも横からの明かりが期待できない!
    →下の写真の老後の家の場合

    上記の条件で考えると、
    普通の窓が階段室適しているのは、
    北や東の窓で、周囲から見えない場所ということになります。
    ただし、曇りガラスを使ったり、ハイサイドやローサイドの小窓にしたり
    他の方法も考えられますから、建築って奥深いですね。

    レーモンドを知ってますか?

    フランクロイド・ライトは知っていてもレーモンドという建築家を知っている人は少ないのではないでしょうか?私も最近知りました。鎌倉の近代美術館で彼の作品を紹介する展示が開催されていましたので、秋空を眺めながらお散歩気分で行ってきました。



    この吉村順三氏を始め、
    まず、吉村順三氏。僕が20年ほど前にサラリーマンであった頃に勤めていた会社の軽井沢の別荘は彼が設計したものでした。その別荘は、社員は通常利用できませんでしたが、時々社長が気分で若手社員の中から有望?なものを招いてくれました(というか1回は呼ばれるらしい!)。夕食には、超高級霜降牛のすきやき!翌日には、その残りの牛肉で超贅沢なカレーを食べた記憶があります。その時は、吉村さんって、なかなか個人の別荘など設計してくれないんだとか社長に言われ「結構!偉いんだ!」的な受け流しで、あまり意識してませんでした。でも家具や建具のディテールが綺麗だったことは、はっきり覚えています。(そうだ!今度、鎌倉の建築家仲間とお泊まりしたいって!頼んでみようかな?→無謀)

    次に前川圀男氏。何年か前にジプリ博物館に行ったついでに立ち寄った、東京の民家園にて、家族で「どの家が一番好き?ごっこ」で、僕が1番に選んだ大屋根のシンプルな自邸を設計したのが前川さんです。中央に吹き抜けのリビングを配して、左右に水回りと居室を配した機能的かつ豊かな暮らしができそうな住宅です。

    そして、最後に増沢洵氏。最近メディアなどで話題の
    9坪ハウス。その原型を自邸としたのが増沢洵氏です。住みたい鎌倉・建て主塾が小さな家を建てよう!と提唱するきっかけとなったのが9坪ハウスとので出会い。現代では9坪はさすがに小さいのでだいたい12.5坪くらいの建坪(総床面積25坪ほど)の家を鎌倉に建てることを塾生に推奨しています。その第一号ともいうべき家は、くつした塾生により、まもなく着工します。

    このレーモンドさんの仕事を見て、やはり図面やスケッチがスゴイ〜!んです。繊細で美しい。あんなの描かれたら、もうしびれてしまいます。また奥さんはグラフィックデザイナーで、スケッチや建築作品の中の装飾などもお手伝いしていて、すごい夫婦。でもそんな彼らの別荘や自邸はとても暮らしやすい手作り感にあふれています。

    僕が数十年前に大人で、すごくお金持ちだったらレーモンドさんに設計を依頼したいと思っていたと思います。そんなレーモンドさんの設計事務所は、まだ会社として存続しているのが驚きです。すごいブランド力ですね。

    建築家による石積みの階段!プライスレス!

    由比ガ浜に事務所のある建築家Oさんが設計した小さな別荘地の家を見学してきました。建物と敷地のバランスなど素晴らしい内容でしたが、Oさんが一番自慢していたのは、建築家自ら半日ほどで積み上げた大谷石の階段。

    どこかの家の解体の時に出た大谷石を業者さんに運送料プラスαで保管してもらい、それを1人で転がしながら積み上げたそうです。踏み込みの奥行きや高さも丁度よく、この敷地の斜面勾配に合わせた力作です。建築家ならでのこだわりを感じました。単に石を置いただけの荒々しい階段ですが、この作業も設計料に含まれるということで、なんともプライスレスなお仕事です。

    建築家自身が楽しみながら仕事ができる環境づくりが大切なんだな!とつくづく実感しました。一緒に見学させてもらった著名な造園家も「施主の力が一番だいじである。」と言っていました。そもそも石器時代の洞窟生活から始まり、縦穴式住居など日本独自の施主の歴史があったわけです。どうやって家作の場所を決めたのか?誰にどのように手伝ってもらったのか?家づくりを生業とする職人が現れた頃には、施主と棟梁の間でどのようなやりとりが行われていたのか?など施主学というものは、これまで欠如していたという意見で一致しました。

    戦後から高度経済成長を経て日本人は、モノを買うように住宅を購入するようになってしまいました。それによって、施主力(せしゅりょく)というのを失いつつあります。住みたい鎌倉・建て主塾の活動は、そうした現代の施主のノウハウを共有することで、不足する施主力を補う効果があると造園家の先輩に励まされ、とても嬉しい思いがしました。

    建築家と家を建てるということ(2)

    「わかりにくい差」こそ住まいの価値

    よく注文住宅という言葉を耳にしますが、住宅は注文して建てるに決まっているのに、そういう言葉があるのは理解できません。ハウスメーカーの住宅や建売住宅が既製品やセミオーダーだからでしょうか?。そこにはハウスメーカーだけれど、あなたには自由に注文させてあげるというニュアンスを感じます。

    それに比べて、建築家の設計する住宅はフルオーダーとなります。でも注文住宅とは言いません。彼らの仕事は、言葉では伝えにくい、ちょっとした差を住まいに求めることです。たとえば、空間の広がりや、仕上げの材料などの質感やディテールへのこだわり、自然光の取り入れた陰影の演出など、あげれきりがありませんが、それらは「ちょっとした差」としか言いようがなく、わからない人には気づきもされません。

    しかし、単なる、窓や屋根の形、壁や床の色など「わかりやすい差」よりも、この「わかりにくい差」こそ家づくりにこだわる建て主が、求めているものではないしょうか?これまでの自分の3軒の家づくりの経験からも、同じ物理的な面積でも建築家の設計する家は、有効に利用され、広さも感じることができるという評価をしています。

    ※鎌倉に家を建てるサポーター 住みたい鎌倉・建て主塾

    塾生の家では、6面蚊帳でムカデ対策!

    連続アップですみません。ムカデで思い出しました。先日、鎌倉に建築家と家を建てた塾生の家に取材に行きました。駅から20分少々の緑に囲まれた環境に25坪程の小さな家を建てて4人家族で住んでいます。

    2Fは写真のようなワンルームですが、6面蚊帳のドームのようなものでキングサイズのベッドでムカデが入ってこないよう防御しながら寝ているそうです。

    ついでに宣伝させていただくと、住みたい鎌倉・建て主塾では、土地探しの前にサポーター建築家を決めてもらい塾長のコーチを受けながら家づくりをします。土地を買うには、建築家の専門的な視点と経験が欠かせないからです。現在、塾生は400名。うち数名が設計者と家づくり進行中です。