フランクロイド・ライトは知っていてもレーモンドという建築家を知っている人は少ないのではないでしょうか?私も最近知りました。鎌倉の近代美術館で彼の作品を紹介する展示が開催されていましたので、秋空を眺めながらお散歩気分で行ってきました。
この
吉村順三氏を始め、
まず、吉村順三氏。僕が20年ほど前にサラリーマンであった頃に勤めていた会社の軽井沢の別荘は彼が設計したものでした。その別荘は、社員は通常利用できませんでしたが、時々社長が気分で若手社員の中から有望?なものを招いてくれました(というか1回は呼ばれるらしい!)。夕食には、超高級霜降牛のすきやき!翌日には、その残りの牛肉で超贅沢なカレーを食べた記憶があります。その時は、吉村さんって、なかなか個人の別荘など設計してくれないんだとか社長に言われ「結構!偉いんだ!」的な受け流しで、あまり意識してませんでした。でも家具や建具のディテールが綺麗だったことは、はっきり覚えています。(そうだ!今度、鎌倉の建築家仲間とお泊まりしたいって!頼んでみようかな?→無謀)
次に前川圀男氏。何年か前にジプリ博物館に行ったついでに立ち寄った、東京の民家園にて、家族で「どの家が一番好き?ごっこ」で、僕が1番に選んだ大屋根のシンプルな自邸を設計したのが前川さんです。中央に吹き抜けのリビングを配して、左右に水回りと居室を配した機能的かつ豊かな暮らしができそうな住宅です。
そして、最後に増沢洵氏。最近メディアなどで話題の
9坪ハウス。その原型を自邸としたのが増沢洵氏です。住みたい鎌倉・建て主塾が小さな家を建てよう!と提唱するきっかけとなったのが9坪ハウスとので出会い。現代では9坪はさすがに小さいのでだいたい12.5坪くらいの建坪(総床面積25坪ほど)の家を鎌倉に建てることを塾生に推奨しています。その第一号ともいうべき家は、
くつした塾生により、まもなく着工します。
このレーモンドさんの仕事を見て、やはり図面やスケッチがスゴイ〜!んです。繊細で美しい。あんなの描かれたら、もうしびれてしまいます。また奥さんはグラフィックデザイナーで、スケッチや建築作品の中の装飾などもお手伝いしていて、すごい夫婦。でもそんな彼らの別荘や自邸はとても暮らしやすい手作り感にあふれています。
僕が数十年前に大人で、すごくお金持ちだったらレーモンドさんに設計を依頼したいと思っていたと思います。そんな
レーモンドさんの設計事務所は、まだ会社として存続しているのが驚きです。すごいブランド力ですね。
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