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鎌倉建て主塾 塾長

島津 健(しまず・たけし)
10年で自邸3軒+30棟超の塾生の家サポート!鎌倉の街並みのため、新築移住派には鎌倉・建て主塾が土地探しから建築家との家づくりへ誘導。中古派には、鎌倉の古民家の魅力を鎌倉古民家バンクprojectで発信するなど小さな街づくりビジネスを孤軍奮闘中。

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    2010年3月

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    鎌倉の魅力BEST10 5位 ヒューマンスケールの路地

    鎌倉の魅力はなんと言っても旧市街の谷戸に広がる路地ですね。車など庶民は持たなかった時代である大正昭和初期の古くからの家並みが残るため、セットバックしていない1間から1間半の路地が多く見受けられます。



    見方によってはただ不便という人もいるかも知れませんが、車の通りが少ないか、そもそも通れないようなところは、市民の徒歩や自転車の生活導線の役割を果たしています。建築基準法ではすべての道路は4メートルになるよう新築時にセットバックが義務づけれているのですが、所有権が市のものになるわけでもないし、整備費用を負担してくれるわけでもありません。



    い鎌倉・建て主塾では、セットバックした空間は植栽や自然素材の外構にして路地風情を残すように推奨しています。下の写真は我が家の路地の場合です。もともとの1.8メートルほどの路地に加え1メートルセットバックすることになったのですが、美濃石の自然石を敷き詰め、お隣の家の車の通行と自然素材による演出の両方を実現しました。空間は広がっていますが、路地風情は残っていると思います。



    我が家の路地を5分ほど北に進むと大佛次郎邸があります。観光客を案内する人力車と人がやっとすれ違える程度。車はたまに住人の軽自動車が通るか通らないかの路地。すれ違う人と距離が近いので、おのずと顔見知りになり挨拶をする機会が増えます。路地には、そういうコミュニケーションを増殖する役割もありますので、是非、鎌倉の路地風情は残しておきたいものだと思います。

    鎌倉の魅力BEST10 4位 曖昧な境界

    隣との境目や道路との境目を境界と言いますが、鎌倉では古くからの土地が石置きなどで区切られていたり、隣地との間に塀などを設けていない住宅を見かけます。鎌倉の魅力ベスト10。久しぶりですが、4位以降は順不同ということで思いつく限り列挙していきたいと思います。



    写真は我が家の近所のお宅です。左側はいわゆる旗竿土地の竿の部分で、右側は道路に10メートルほど面したお宅です。中央部分に塀が見えますが、手前には塀がありません。道路側の奥行き2メートルくらいの部分をあえて境界を不明確にしています。最近植えられた苗木が境界の中央にあることがその象徴です。



    こちらの写真は、現在建築中の老後の家のお隣(同級生)の家です。ここは1.8メートルほどの幅の狭い路地でしたが、1メートルほどセットバックしました。境界には、この土地に建っていたお宅の庭石を取っておいたものをラフに並べてあります。つまり、分譲地や建売りにあるようなカチっとした境界でないのが鎌倉らしさだと思うのです。

    もちろん、現在建築中の老後の家とお隣の間にも境界は設けません。まず塀をつくるコストが不要です。それに風通しが良く広く見えます。お互いに譲り合いの精神が無いと上手く行かない場合もあるかも知れませんが、鎌倉・建て主塾の塾生さんの場合は、結構この境界を柔らかく仕上げるということを理解されている方が多いです。

    ※鎌倉に家を建てるサポーター 鎌倉・建て主塾

    鎌倉の魅力BEST10 3位 古民家

    鎌倉は第二次世界大戦で空襲を免れた都市である。そのため戦前の建物がかなり残っていおり、古色あふれる佇まいの街並が魅力だ。写真は塾長宅から3分の場所。人力車がめぐる観光スポットにもなっている。こんな家に住んで見たいものだ。

    古民家と言っても農家の力強い梁のある民家でもなく、城下町にあるような江戸以前の建物でもない。戦火は免れたが、鎌倉は関東大震災でほとんどの建物が滅失したからだ。ここで言う古民家とは、対象末期から昭和初期の建物のこと。もちろん、公爵の洋館や、数寄屋造りの豪邸も点在しているが、庶民の古民家のほうが手が届きやすく身近に感じられる存在なのです。100坪に満たない敷地に、和風(ときに和洋折衷)の民家。伸びすぎた庭木。これが鎌倉の原景であると言える。

    ※鎌倉に家を建てるサポーター 鎌倉・建て主塾

    鎌倉の魅力BEST10 2位 寺社仏閣

    鎌倉時代から現代まで、この都市の骨格を担ってきたのは、何と言っても寺社仏閣。一般の経済原理から隔離された存在であるからこそ鎌倉という街並が緑豊かな空間として存続している。

    かくいう私は、お寺の借地に2軒の借地権土地を所有している。毎月、駐車場代程度の地代を支払い相場の60%で宅地を手に入れられるのは、この旧法借地権のおかげである。鎌倉には、寺社仏閣の境内のほかに、それぞれ、こうした借地の地所が数千軒はあると推定される。借地は相続時も評価が低いので、乱開発されずに街並を保存する役割を担っている。
    nifty.com/main/cat5349502/>2006年〜2007年レポート 

    ※鎌倉に家を建てるサポーター 鎌倉・建て主塾

    鎌倉の魅力BSET10 1位 自然環境

    住み替え&買い替えを考えている方に、鎌倉のどこがいいのか!?その魅力を独断と偏見でまとめるシリーズ「鎌倉の魅力BSET10」。筆頭にあげるべき、鎌倉の魅力の1位候補は、その豊かな自然環境。

    鎌倉は、南を海、東西北の三方を山に囲まれた自然の要塞都市として鎌倉時代に開けた古都であるが、それぞれの谷戸(山裾の合間の平地の住宅街)には、従前よりお寺が存在していたため、戦後の宅地開発の波を逃れることができた。そのため、写真のようにいまでも多くの自然が残っている。また、こうした寺社周辺の山の多くは、古都保存法に守られ今後も一定の環境を維持していくことが予想される。

    ※鎌倉に家を建てるサポーター 鎌倉・建て主塾